先日にMATLABとSimulinkを購入しまして、チュートリアルを修了しました。
本記事では、Simulinkのチュートリアルの内容と始め方を紹介します。
MATLABのチュートリアルの始め方は別の記事で紹介しています。
チュートリアルの始め方
MATLABではブラウザからチュートリアルを立ち上げましたが、Simulinkではインストール済みの環境からチュートリアルを開始します。
まずはSimulinkを起動しましょう。はじめにMATLABを起動し、MATLAB上のSimulinkボタンからSimulinkを起動します。
Simulinkが起動したら、画面左側に「Simulink入門」というチュートリアルへのリンクがあるので、これをクリックします。
チュートリアルが起動すると、チュートリアルのアウトラインが表示されます。初めての人は「1.コース概要」から開始しましょう。
コースを開始すると、英語音声+日本語字幕の動画が始まります。基本英語の教材なのか??と尻込みする人もいるかもしれませんが(私がそうでした)、セクションの導入動画で英語音声動画が流れるだけで、演習教材はすべて日本語で記述されています。
チュートリアルの中では、シミュレーションしたい物理現象の運動方程式を、Simulink上で順番にモデリングしていく操作の演習します。
モデルを構築する上で、どのブロックを設置してどんな値を設定すべきか、懇切丁寧に手取り足取り教えてもらいながら演習を進めることができる内容になっています。
たまに、問題文中の数式表示部分が正しく表示されないことがありました。
この場合は、ヒントをクリックすると、表示が更新されて数式が正しく表示されるようになりました。
おまけ
MathWorks社のYouTube公式チャンネルに、Simulinkの概要紹介動画がアップされています。Simulink上の操作の概要がわかりやすく紹介されていました。
この動画をご覧になった上でチュートリアルを受講すると、より分かりやすいチュートリアルになると思います。
本記事で紹介しているSimulink入門のリンクも、この動画で紹介されて知ったものになります。
まとめ
Simulinkのチュートリアルの開始方法と内容例を紹介しました。Simulinkのチュートリアルでは、問題文で指示された運動方程式をシミュレーションするモデルを順番に構築していく操作の演習を受けることができます。
Simulinkのチュートリアルでは、コースの内容は3時間と最初に説明されますが、私は1日ほどかかりましたね...
自動車や産業機械など、メカトロの開発では、今後Simulinkを始めとしたモデルベース開発のツールの利用が標準になっていくでしょうから、私も積極的に学習していきたいですね。せっかく購入したので、趣味開発にもじゃんじゃん取り入れて行きたいと思います。
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